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実家の片付けで、まだ使えそうな物がたくさん出てきた。『メルカリに出せば、誰かが使ってくれるかも』と考える方も多いですよね。
母の遺品に、きれいなバッグや食器、趣味の道具がたくさんあります。メルカリで売ろうかと思うのですが、遺品を出してもいいものか迷っています。
遺品をフリマアプリで売る人は珍しくありませんよ。ただ、1点ずつ出すのはかなりの手間なので、量や品物によって買取店と使い分けるのがおすすめです。
結論から言うと、遺品のメルカリ出品は「少量」「状態がよい」「手間をかけられる」物に向いています。この記事では、フリマに向く遺品と向かない遺品、買取店との分け方が分かります。
遺品をメルカリで売るのは、悪いことじゃない
遺品を売るかどうかは、受け継いだ家族が決めてよいことです。使ってくれる人に渡ると考えれば、手放す気持ちも少し軽くなります。
『亡くなった人の物を、知らない人に売るなんて』。そんなふうに後ろめたく感じる方もいるかもしれません。
でも実は、出品する側が遺品だと書かなければ、買う側にはふつうの中古品として届きます。大切に使ってもらえるなら、たんすの奥で眠らせておくより、品物にとってもよいことなんです。
ただし、故人の名前や暮らしが分かる物が写り込まないようにする配慮は大切です。写真を撮る前に、名札や手紙、写真立てなどは外しておきましょう。
説明文に「遺品です」と書いたほうがいいんでしょうか?
書くかどうかは自由です。気にする人もいるので、書かない場合でも「長く保管していた物です」のように状態が伝わる書き方にしておくと親切ですよ。
フリマに向く遺品、向かない遺品
フリマアプリは、写真と説明で欲しい人を見つける仕組みです。だから、写真で状態が伝わりやすく、送りやすい物ほど売りやすくなります。
| 遺品の種類 | フリマとの相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 未使用の食器・タオル・贈答品 | 向いている | 状態が写真で伝わり、軽くて送りやすい |
| 趣味の本・道具・手芸用品 | 向いている | 探している人に届きやすい |
| 洋服・バッグ・小物 | 物による | 状態の説明やにおいの確認に手間がかかる |
| 金・プラチナ・宝石のアクセサリー | 向かない | 本物かどうか、個人間では伝えにくい |
| 骨董品・掛け軸 | 向かない | 価値が分からないまま値段をつけることになる |
| 大型家具・仏壇 | 向かない | 梱包や運び出し、送る手配が大変 |
例えば、箱入りのままの食器セットや、使っていないタオルの詰め合わせなどは、写真を撮るだけで状態が伝わります。反対に、金の指輪や古い茶碗は、価値が分からないまま安く値段をつけてしまうことも。
値段がつきやすい品物の目安は、実家の片付けで売れるものにまとめています。

1点出すのに、どれくらい手間がかかる?
フリマアプリは、自分で値段を決められるのがよいところですよね。そのぶん、売れるまでの作業はすべて自分でやることになります。
- 明るい場所で、品物の全体と傷や汚れを撮る
- サイズや状態、保管していた期間を説明文に書く
- 似た品の売れた値段を見て、価格を決める
- 購入希望者からの質問に答える
- 売れたら梱包して、発送の手続きをする
- 届いたあとの連絡を確かめ、取引を終える
1点ならすぐ終わる作業も、遺品が何十点もあると話が変わります。仕事や家族の世話をしながら、質問への返事や発送を続けるのは、思った以上に疲れるんです。
実家が遠方だと、品物を自分の家に運んでから出品することになります。運ぶ手間と置き場所も、あらかじめ考えておきましょう。
- 出品する点数が少ない
- 撮影ややり取りの時間を取れる
- 品物の状態を細かく説明できる
- 売れるまで待つ余裕がある
- 遺品の量が多く、早く片付けたい
- 価値が分からない物が混ざっている
- 金や宝石、骨董など高価そうな物がある
- 発送ややり取りの手間を減らしたい
遺品とメルカリで、よく届く相談
遺品のフリマ出品は、気持ちの面でも手間の面でも迷いが出やすいところです。Q&Aサイトで見かける疑問に答えていきます。
故人が愛用していた物を、メルカリに出す人っているの?
います。買う側から見れば、きれいに使われてきた中古品であることに変わりはありません。
気持ちの面で迷うなら、愛用品のうち1つだけ形見に残し、ほかを出品するという方法もあります。全部を手元に置けない時の、一つの区切り方です。
実家の仏壇を、フリマアプリで売っても大丈夫?
出品できる物かどうかは、アプリの規約で確かめる必要があります。仏壇は大きく重いので、梱包や運び出し、送る手配が大きな負担になりやすいです。
中に入っている位牌やお札の扱いも、家族やお寺と相談しておきたいところです。仏壇の手放し方は実家じまいで仏壇はどうする?で詳しく紹介しています。
ダイヤの指輪、フリマと買取店のどちらで売るべき?
鑑定書があっても、個人どうしの取引では「本物かどうか」を買う側に信じてもらうのが難しいことがあります。思ったより値段がつかなかったり、やり取りが長引いたりすることも。
金やプラチナの台に石がついた指輪は、素材と石の両方を見てもらえる買取店のほうが話が早いです。刻印の見方などは、遺品の貴金属の見分け方で紹介しています。
量が多い時や高価そうな物は、買取店にまとめて
フリマに出す物と、買取店に出す物を分けておくと、片付けがぐっと進みます。特に金や貴金属、時計、骨董品、古銭や切手などは、まず専門の査定を受けてみるのがおすすめです。
おたからやでは、写真1枚をLINEで送るだけで、鑑定士がおおよその金額を返事してくれます。品物の詳しい情報は不要で、写真やメッセージは24時間365日受け付けているそうです。
量が多い時は、出張査定で実家に来てもらう方法もあります。出張料・査定料・買取手数料はかからず、壊れた物や付属品がない物も査定すると案内しています。
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捨てる前に、実家の品の査定額を確かめる
金・貴金属やアクセサリー、ブランド品、時計、骨董品、古いお金なども、まとめて査定してもらえます。運び出しが大変な時は出張査定、まずは写真で聞きたい時はLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取の対象や条件は品物によって変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。
買取店とフリマ、リサイクルショップなど売り先ごとの違いは、実家の品はどこで売る?で詳しく比べています。
出品する前に、家族と決めておくこと
遺品は、相続人みんなの財産です。誰か一人がフリマで売ってしまうと、あとで『あれは欲しかった』と言われることもありますよね。
- 兄弟や親族に、形見に欲しい物がないか聞いた
- 売ったお金をどう扱うか、話し合って決めた
- 故人の名前や住所が分かる物を、品物から外した
- 写真に、家の中や家族の様子が写り込んでいない
- 発送元を自分の住所にするか、匿名で送る方法を選ぶか決めた
実家の住所や故人の名前は、思わぬところに書かれていることがあります。本の見返しや道具箱の裏なども、出品前に見ておきましょう。
相続放棄を考えているなら、遺品を出品するのは待ってください。出品して売れると、相続を認めたと受け取られ、放棄できなくなることもあるからです。先に家庭裁判所や弁護士に相談しておきましょう。

遺品を手放す時の気持ちの整理は遺品を売る方法で、親の家を手放すまでの全体の段取りは実家じまいのやることと順番で紹介しています。
よくある質問
遺品をメルカリで売る時、遺品だと書く必要はありますか?
書くかどうかは出品する人の自由です。書かない場合も、長く保管していたことや傷・汚れなど、状態は正直に伝えておきましょう。
遺品の中で、フリマアプリに向いている物は何ですか?
未使用の食器や贈答品、趣味の本や道具など、写真で状態が伝わり送りやすい物が向いています。金や宝石、骨董品は買取店で見てもらうほうが安心です。
遺品が大量にある時も、メルカリで売るべきですか?
量が多いと、撮影や発送の手間で片付けが進まなくなることがあります。フリマに出す物を少しに絞り、残りは買取店にまとめて相談する方法がおすすめです。
売れなかった遺品は、どうすればいいですか?
値段がつかなかった物は、家族に譲ったり、市区町村のルールに沿って処分したりします。回収を頼む時は、市区町村の許可を受けた業者を選びましょう。
まとめ
- 遺品をメルカリなどで売るのは、家族が決めてよいこと
- フリマに向くのは、少量で状態がよく、送りやすい物
- 金・宝石・骨董・大型家具は、フリマより買取店や別の方法へ
- 撮影からやり取り、発送まで、1点ごとに手間がかかる
- 出品前に、形見の希望と売ったお金の扱いを家族で決める
フリマで次の持ち主に渡すのも、買取店にまとめて任せるのも、どちらも遺品を生かす方法です。自分の時間や気持ちに合ったやり方を選んでくださいね。







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