遺品の着物はどう売る?帯や和装小物もまとめて査定に出すコツ

遺品の着物と帯を和だんすから出してまとめる様子のイラスト

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母の和だんすを開けたら、たとう紙に包まれた着物が引き出しいっぱいに入っていた。『これ全部、どうしたらいいの』と途方に暮れてしまいますよね。

実家を片付ける人

母の遺品の着物が、たんす2棹ぶんあります。着る人もいないし、捨てるのも気が引けて、手をつけられずにいます。

案内役

全部を一度に決めなくて大丈夫ですよ。まずは帯や小物もそのままにして、形見に残したい物があるかだけ家族で見てみましょう。

結論から言うと、遺品の着物は「手入れをしない」「帯や小物とまとめる」「形見を先に選んでから査定へ」の順で進めると迷いません。この記事では、保管状態の見方と、着物の査定を受ける方法が分かります。

目次

遺品の着物、まず見ておきたいのは保管の状態

先に結論

着物は、シミや畳みじわがあっても査定の対象になることがあります。状態をメモしておくだけにして、洗ったり干したりはしないでおきましょう。

長くしまわれていた着物は、何かしら傷みが出ていることも多いです。よくある状態と、査定に出す前の扱い方を表にしました。

着物の状態よくある様子査定に出す前の扱い
シミ・黄ばみ衿や袖口、裾に点々と出ているこすらず、そのまま出す
においがこもっているたんすを開けると防虫剤やしっけたにおい風通しのよい日陰で少し広げる程度に
畳みじわ長く同じ畳み方でしまわれていたアイロンはかけずに、たとう紙ごと出す
虫食い・すれ小さな穴や、生地のこすれ隠さずに、気づいた場所を伝える

例えば、衿のシミを落とそうとして家で洗うと、色がにじんだり生地が縮んだりすることがあります。『きれいにしてから見せたい』という気持ちは自然ですが、ここはぐっとこらえてくださいね。

たとう紙が茶色く変色していても、中の着物まで傷んでいるとは限りません。包みごと出しておくと、運ぶ時も崩れにくいです。

たんすいっぱいでも、1枚ずつ広げなくていい

1枚ずつ広げて柄や傷みを見ていくと、それだけで何日もかかってしまいますよね。着物の種類や価値を、自分で見分けておく必要はありません。

やっておきたいのは、たんすの引き出しごとに写真を撮り、たとう紙に包んだまま箱や袋にまとめることくらいです。広げて確かめるのは、査定の時に任せてしまいましょう。

遺品の着物を保管状態ごとに扱う方法の図解

帯や帯締め、証紙も着物と一緒にしておく

着物だけを取り出して、帯や小物は別の引き出しに残したまま、ということがよくあります。実は、帯や帯締めなどの付属品も査定に影響するとされているんです。

和だんすから一緒に出しておきたい物
  • 着物(訪問着・留袖・振袖・小紋など、種類は分からなくてよい)
  • 袋帯や名古屋帯などの帯
  • 帯締め・帯揚げ・帯留め
  • 草履やバッグなどの和装小物
  • 反物の端についていた証紙や、仕立ての時の書き付け
  • 着物を包んでいたたとう紙

証紙は、産地や織り元を示す紙のことです。小さく折りたたまれて、引き出しの隅や着物の間に挟まっていることもあります。

帯留めに金や宝石が使われている場合もあるので、小物入れの中も見ておきましょう。着物以外に値段がつきやすい物は、実家の片付けで売れるもの一覧で確かめられます。

遺品の着物で、よく届く相談

遺品の着物は、量の多さと価値の分かりにくさで悩む方がとても多いんです。よく見かける声をまとめました。

衿裏にシミがある。手入れしてから出したほうがいい?

衿のシミは、遺品の着物でいちばんよく見かける傷みです。気になりますよね。

ただ、手入れの費用が査定の金額を上回ってしまうこともあります。シミ抜きや洗いに出す前に、まずは今の状態で見てもらうのがおすすめです。

大量の着物、燃えるごみに出してもいいの?

着物をごみとして出せるか、どの分別になるかは、市区町村によって決まりが違います。出す前に、お住まいの地域の分け方を確かめてみてください。

ただ、ごみに出すのは査定を受けてからでも遅くありません。値段がつかなかった物だけを処分すれば、あとで『あの1枚だけでも見てもらえばよかった』と悩まずに済みます。

価値が分からず、安く手放すことにならないか心配

『二束三文で引き取られたらどうしよう』という不安もよく聞きます。古い着物は、柄や素材、仕立てによって評価が分かれやすいんです。

心配な時は、写真で目安を聞いてから、実物の査定に進むと安心です。1社の金額で決めずに、何を評価したのかを聞いてから考えても大丈夫ですよ。

実家を片付ける人

写真だけで、着物の良し悪しまで分かるものなんですか?

案内役

写真ではおおよその目安になります。全体と柄のアップ、証紙があればその写真も送ると、話が具体的になりますよ。

まねきやで遺品の着物を見てもらう

着物や和装小物の買取は、高価買取専門店のまねきやでも受け付けています。まねきやは金やブランド品も扱う買取店で、着物も買取の品目の一つです。公式サイトでは、古い着物の買取を専門におこなっていると案内しています。

受け方公式サイトの案内向いている場面
出張買取店舗からおおよそ半径20km〜30km圏内、出張料はかからない着物の点数が多く、運び出すのが大変
宅配買取GPS付きのジュラルミンケースで送る、送料無料実家が遠方で、出張の範囲から外れる
LINE査定写真を送るだけで、最短10分でおおよその査定額まず価値の目安を知りたい
店舗買取予約なしでも利用できる数枚だけ持ち込みたい

宅配買取の査定金額は、店頭や出張と同じだとしています。ただ、品物の内容によっては送料を負担する場合もあると書かれているので、送る前に確かめておきましょう。

査定料や出張費、キャンセル手数料はかからないと案内しています。受付時間は9時から21時で、LINE査定は24時間受け付けています。

PR|まねきや(着物の買取)

箪笥の着物・帯をまとめて査定してもらう

着物や帯、和装小物は、出張買取・宅配買取・店舗のほか、写真を送るLINE査定でも相談できます。受付は9時から21時です。形見に残す物を決めてから、残りを査定に出しましょう。

査定無料まねきやの公式サイトを見る

出張の対応エリアなどの最新の条件は公式サイトで確認してください。

家で査定を受ける時は

家に来てもらう出張買取は、特定商取引法の訪問購入にあたります。法定の書面を受け取ってから8日以内なら契約をやめられます。着物のつもりがほかの品物まで、とならないよう、見せる物は先に決めておくと落ち着いて話せます。

形見に残す1枚は、どう選ぶ?

全部を手放すのは寂しい、という方も多いはずです。形見に残す着物は、何枚でなければいけないという決まりはありません。

形見に残す着物を選ぶ流れ
  1. 母が実際に着ていた写真や、思い出のある場面を家族で話す
  2. 写真に写っていた着物や帯を、たんすの中から探す
  3. 兄弟や孫に、欲しい物がないか聞く
  4. 残す物を決めたら、残りをまとめて査定に出す
形見に残す着物を選んでから査定に出す流れの図解

例えば、入学式や結婚式で着ていた1枚を残す人もいれば、帯だけを残してバッグに仕立て直す人もいます。着物のままでなくても、形を変えて身近に置く方法もあるんです。

実家を片付ける人

姉が全部残したいと言っていて、話が進みません。

案内役

置き場所や手入れの手間も一緒に話してみるとよいですよ。残したい物だけ姉の家に引き取ってもらい、残りを査定に出す、という分け方もあります。

形見の分け方の考え方は形見分けの進め方で、遺品を手放す時の気持ちの整理は遺品を売る方法でくわしく紹介しています。

相続放棄を検討中の方へ

相続放棄を考えている時に遺品の着物を売ると、財産を処分したとみなされるおそれがあります。手放す前に、家庭裁判所や弁護士に相談しておきましょう。

よくある質問

遺品の着物は、シミがあっても売れますか?

シミや黄ばみがあっても、査定の対象になることがあります。自分で落とそうとせず、今の状態のまま見てもらいましょう。

帯や帯締めだけでも査定してもらえますか?

まねきやは着物と和装小物の買取を案内しています。帯や小物は着物と一緒にまとめて出すと、査定の時に話がしやすくなります。

実家が遠くて、出張買取の範囲か分かりません。

まねきやの出張は、店舗からおおよそ半径20km〜30km圏内とされています。範囲から外れる時は宅配買取を使う方法があるので、事前に問い合わせてみましょう。

着物の価値は自分で調べたほうがいいですか?

産地や作家を自分で調べきるのは大変です。証紙があれば一緒に出し、分からない部分は査定の時に聞いてみるのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • 遺品の着物は、シミや畳みじわがあっても手入れせずに出す
  • 帯・帯締め・帯揚げ・草履・証紙も、着物とまとめておく
  • ごみに出すのは、査定で値段がつかなかった物だけにする
  • まねきやは出張・宅配・LINE査定・店舗から受け方を選べる
  • 形見に残す1枚を家族で選んでから、残りを査定に出す

着物には、母が袖を通した日の記憶が残っていますよね。残す物を大切にしながら、ほかの着物も次に着てくれる人へつなげられるといいですね。着物を片付けたあとの実家の段取りは、実家じまいで最初から最後までやることで見ておくと安心です。

実家じまい.jp

実家じまい.jp 編集部

親の家(実家)の片付け・遺品整理・家財の処分と売り方・空き家の売却や解体・相続登記と税金まで、実家じまいの進め方を、公的機関の情報と各社の公式情報をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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