一人っ子の実家の片付け|一人で抱え込まない段取りと頼り先

一人っ子が実家の片付けの段取りを立てる様子を表すイラスト

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一人っ子なので、実家の片付けも売却も、全部自分がやるしかない。そう思うと、気が遠くなりますよね。

実家を片付ける人

私は一人っ子で、親の家を片付けられるのは私だけです。相談できるきょうだいもいないし、仕事もあるし、本当に一人でやりきれるのか不安です。

案内役

一人っ子の実家の片付けは、決めるのが早いぶん、作業も手続きも一人に集中しがちです。全部を自分の手でやろうとせず、人に頼む部分を最初に決めておくと、ずいぶん楽になりますよ。

結論から言うと、一人っ子の実家の片付けは「自分で決めること」と「人に任せること」を分けると、一人でも無理なく進められます。

この記事では、一人で進める時の頼り先と、相続の手続きの期限、段取りの組み方が分かります。

目次

一人っ子の実家の片付け、いいところと大変なところ

先に結論

一人っ子は、誰かと意見を合わせる必要がないので、決めるのは早く進みます。その反面、作業も費用も手続きも一人に集まるので、頼る先を持っておくことが大切です。

『きょうだいがいれば分担できたのに』と思うこともあるかもしれません。でも、きょうだいがいると、意見が合わずに片付けが止まることもあるんです。一人っ子ならではの面を並べてみました。

一人っ子のいいところ
  • 残す物も手放す物も、自分の判断で決められる
  • 家を売るか残すかの話し合いで、もめる相手がいない
  • 自分のペースで予定を組める
一人っ子の大変なところ
  • 作業の手も時間も、自分一人分しかない
  • 費用を分け合う相手がいない
  • 迷った時に相談できる身内が少ない

一人っ子の大変なところは、どれも「一人分の手しかない」ことから来ています。だからこそ、手を借りる先を早めに見つけておきましょう。

一人で抱え込まないための頼り先

実家の片付けを一人でやる時、頼れる先は意外とたくさんあります。何をどこに頼めるかを知っておくだけでも、気持ちが軽くなるはずです。

頼れる先頼めること頼む時に確かめること
片付けや不用品回収の業者家財の運び出しと処分一般廃棄物収集運搬業の許可や委託、見積もりの内訳と追加料金
買取店の出張買取家に来てもらって品物を査定・買取書面を受け取る、クーリング・オフの説明を聞く
司法書士相続登記の手続き必要な書類と、頼む範囲
税理士相続税や家を売った時の税金の相談申告が必要かどうか
不動産会社実家の売却の査定や販売査定の根拠、売るまでの流れ
親族や友人仕分けの手伝い、気持ちの相談頼む日と範囲

業者に頼む時は、複数社から見積もりを取って比べましょう。頼み方の流れは実家の片付け業者の頼み方で詳しく紹介しています。

実家を片付ける人

全部お金を払って頼むと、費用が心配です。

案内役

全部を頼む必要はありません。大事な物の仕分けは自分で、重い物の運び出しだけ業者に、というように分けると費用も抑えやすくなります。売れる物を先に査定に出して、費用の足しにする方法もありますよ。

一人っ子が実家の片付けで頼れる先を示した図解

相続の手続きは、一人でも書類が多い

親が亡くなった後の実家じまいでは、片付けと並行して相続の手続きも進めることになります。相続人が一人っ子の自分だけなら、遺産をどう分けるかで誰かと話し合う必要はありません。

ただし、もう一方の親が健在なら、その親も相続人です。配偶者は常に相続人になるので、一人っ子でも相続人が自分だけとは限りません。

手続きは一人で全部こなすことになる

話し合う相手がいないぶん決めるのは早いですが、戸籍集めや申請書づくりは一人で全部やることになります。期限のある手続きを先に押さえておきましょう。

手続き期限相談先
相続放棄相続の開始を知った時から3か月以内家庭裁判所、弁護士
準確定申告(親の亡くなった年の所得税)相続の開始を知った日の翌日から4か月以内税務署、税理士
相続税の申告(必要な場合)亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内税務署、税理士
相続登記不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内法務局、司法書士

相続税は、遺産の合計が基礎控除額を超える時だけ申告が必要です。基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で、相続人が一人なら3,600万円になります。

相続登記は2024年4月1日から義務になり、正当な理由なく登記しないと10万円以下の過料の対象になることがあります。名義の手続きは実家の相続登記の義務化で、期限の全体は実家じまいにかかる期間で詳しく紹介しています。

片付けの前に確かめたいこと

相続放棄を考えている場合、家財を売ったり捨てたりすると、相続を受け入れたとみなされるおそれがあります。放棄を少しでも考えているなら、片付けを始める前に家庭裁判所や弁護士に相談しましょう。

個別の判断は、税金なら税務署や税理士、登記なら法務局や司法書士に相談してみてください。

よくある相談:一人っ子で親の家を全部一人で片付ける

Yahoo!知恵袋などでも、一人っ子で親の家を片付けることへの不安の声が見られます。よくある相談を要約して答えます。

遠くに住んでいて、一人では通いきれない

一人っ子で実家から離れて暮らしていて、片付けのために何度も帰るのが難しい、という相談です。

案内役

帰省の回数が限られるなら、1回目は大事な物を探す日、2回目は業者や出張買取に立ち会う日、と目的を分けましょう。全部を自分の手でやろうとしないことが、続けるコツです。

遠方からの進め方は遠方の実家じまいの進め方で詳しく紹介しています。

親の物を全部自分で決めるのが、気持ちの面でつらい

『本当に手放していいのかな』と迷っても、一人っ子だと判断を全部自分が背負うことになります。誰にも相談できず、一つ決めるたびに疲れてしまう、という声も多いです。

迷う物は「保留の箱」に入れて、決めるのを後に回して大丈夫です。気持ちが落ち着いてから見直すと、すんなり決められることもあります。

費用を一人で負担するのが不安

片付けや手続きの費用を、きょうだいと分けられないのが不安、という相談もあります。

費用を抑えるには、自分でできる仕分けを先に済ませ、売れる物を査定に出すのが近道です。親の預貯金から出すかどうかも含めて、費用の考え方は実家じまいの費用は誰が払う?にまとめています。

一人で進める実家の片付けの段取り

一人で進める時は、最初に全体の段取りを決めておくと、途中で迷いにくくなります。

一人っ子の実家の片付け段取り
  1. 通帳、印鑑、権利証、保険証券など、大事な物を探して手元に集める
  2. 相続放棄をするかどうかを決め、期限のある手続きを確認する
  3. 残す物と形見を選び、自宅に送るか持ち帰る
  4. 売れそうな物を取り分け、出張査定でまとめて見てもらう
  5. 残りの家財の運び出しを、業者に見積もりを取って頼む
  6. 家を売るか、残すか、解体するかを決めて動き出す

親が元気なうちに聞いておけると心強い

親がまだ元気なら、今のうちに聞いておくと後で一人で迷わずに済むことがあります。例えば、通帳や権利証の置き場所、残してほしい物、家をどうしてほしいかなどです。

「もしもの時に、私一人で困らないように教えておいて」と伝えれば、親も話しやすいはずです。進め方は親が元気なうちの実家じまいで紹介しています。

売れる物を先に取り分ける

段取りの中でも、売れる物を先に取り分ける作業は大事です。貴金属や腕時計、ブランド品、着物、切手や古い硬貨などは、捨てる前に査定に出すとお金になる場合があります。

『一人で何度も店に運ぶのは無理』と感じる方も多いですよね。家に来てもらう出張査定なら、まとめて見てもらえます。出張買取の流れと注意点は実家の品の出張買取で紹介しています。

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捨てる前に、実家の品の査定額を確かめる

金・貴金属やアクセサリー、ブランド品、時計、骨董品、古いお金なども、まとめて査定してもらえます。運び出しが大変な時は出張査定、まずは写真で聞きたい時はLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取の対象や条件は品物によって変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。

実家じまい全体の順番は、実家じまいのやることと順番で最初から最後まで見られます。一人でも、順番さえ決まっていれば一歩ずつ進められますよ!

一人っ子の実家の片付けの段取りを示した図解

よくある質問

一人っ子で、実家の片付けを一人でやりきれるか不安です。

全部を一人でやる必要はありません。大事な物の仕分けは自分で行い、運び出しや手続きは業者や専門家に頼むと、一人でも進められます。

一人っ子なら、相続の手続きは簡単ですか?

遺産の分け方で話し合う相手がいない点は楽ですが、戸籍の収集や登記などの書類づくりは一人で行うことになります。もう一方の親が健在なら、その親も相続人です。

一人っ子の実家の片付けで、最初にやることは何ですか?

通帳や印鑑、権利証など、手続きに必要な大事な物を探すことです。あわせて、相続放棄をするかどうかを早めに決めておくと、片付けを安心して進められます。

まとめ

この記事の要点
  • 一人っ子の実家の片付けは決めるのが早い反面、作業も費用も一人に集まる
  • 業者、出張買取、司法書士、税理士など、頼る先を早めに決めておく
  • 相続放棄3か月、準確定申告4か月、相続税10か月、相続登記3年の期限を押さえる
  • 相続放棄を考えているなら、片付けの前に家庭裁判所や弁護士に相談する
  • 売れる物は捨てる前に出張査定でまとめて見てもらう
実家じまい.jp

実家じまい.jp 編集部

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