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業者に頼む前に、できるところまでは自分で実家を片付けたい。そう考える方は少なくありません。
結論から言うと、実家の片付けを自分で進めるなら、作業を始める前に「道具」「ごみの出し先」「売る物の置き場所」の3つを用意しておくのがコツです。
この記事では、自分でやる時の準備と手順、粗大ごみや家電の出し方、売る物の分け方をお伝えします。
費用をかけたくないので、週末に通って自分で片付けようと思っています。何を用意すればいいですか?
まずは住んでいる市区町村のごみの分け方を調べておきましょう。出し方が分からないまま始めると、袋が家の中にたまって作業が止まってしまうんです。
自分で片付ける前に決めておく3つのこと
『とりあえず行ってみて、できるところからやろう』と思いますよね。
ただ、実家の荷物の処分は量が多いので、準備なしで始めると、出したごみの行き場に困ることがよくあります。
始める前に「どこまで自分でやるか」「ごみをいつどこに出すか」「売る物をどこに置くか」を決めておきましょう。この3つが決まっていれば、作業の日はひたすら手を動かすだけになります。
どこまで自分でやるか
衣類や紙類、食器などの軽い物は自分で、2階からのタンスの運び出しやエアコンの取り外しは業者に、というように線を引いておくと無理がありません。
重い物を無理に運んでけがをしては、片付けどころではなくなります。
ごみをいつどこに出すか
実家の物の処分は、実家がある市区町村のルールで出します。
自分の住む町と分け方が違うことも多いので、実家の自治体のホームページで、分別の仕方と収集日、粗大ごみの申し込み方法を確かめておきましょう。
売る物をどこに置くか
親の荷物の中には、売れる物が混ざっていることがあります。
ごみ袋と同じ部屋に置くと、うっかり一緒に出してしまうので、売る物は別の部屋や棚にまとめる場所を決めておくと安心です。
そろえておきたい道具
道具がそろっていると、作業の早さがまるで違います。
全部を新しく買わなくても、実家にある物で代用できる物も多いですよ。
| 道具 | 使い道 | あると助かる理由 |
|---|---|---|
| 自治体指定のごみ袋 | 燃えるごみ・燃えないごみを出す | 指定袋でないと収集されない地域がある |
| 段ボール箱と太いペン | 残す物・売る物の仕分け | 中身と行き先を書いておける |
| 軍手、マスク | ほこりや汚れから手と喉を守る | 押し入れや物置はほこりが多い |
| ビニールひも、はさみ | 新聞・雑誌・段ボールを束ねる | 資源ごみの日に出しやすい |
| 雑巾、ウェットシート | 売る物の汚れを軽く拭く | 査定に出す時の見た目が整う |
| スマートフォン | 写真で記録、家族への確認 | 迷う物をその場で兄弟に聞ける |

自分で片付ける時の手順
『部屋ごとに一気に片付ければいいのでは?』と思う方もいるかもしれません。
実は、自分でやる時は「探す、分ける、出す」の3段階に分けると、疲れにくく、大事な物の見落としも減らせるんです。

- 通帳・印鑑・権利証・保険の書類など、大事な物を先に探して1つの袋にまとめる
- 部屋の写真を撮ってから、引き出しや押し入れの中身を出す
- 残す物・売る物・捨てる物に分け、捨てる物は自治体の分別ごとに袋に入れる
- 売る物は決めておいた場所に集め、付属品があれば一緒にしておく
- 収集日に合わせてごみを出し、大きな物は粗大ごみを申し込む
- 空いた場所の写真を撮り、家族に送って進み具合を共有する
1回の作業は「ごみの日」から逆算する
作業した日の夜に、袋が家の中に山積みになっている。自分でやる時によくある光景です。
収集日の前日か当日の朝に作業を入れると、出したごみをその日のうちに手放せます。帰省の日程を決める時に、実家の収集日カレンダーを見ておきましょう。
迷う物は、その場で写真を送って聞く
兄弟の物や、親が大事にしていたかもしれない物が出てくると、手が止まりますよね。
そんな時は写真を撮って、家族のグループに「これ、要る人いる?」と送ってみてください。返事が来るまでは保留の箱に入れて、次の物に進めば作業が止まりません。
粗大ごみ・家電・大量のごみの出し方
自分で片付ける時に一番悩むのが、大きな物と大量のごみの出し方ですよね。
物の種類によって出し先が違うので、一覧にしておきますね。
冷蔵庫とテレビが古くなっていて、どこに出せばいいのか分かりません。
エアコン・テレビ・冷蔵庫と冷凍庫・洗濯機と衣類乾燥機は、家電リサイクル法の対象なので、粗大ごみには出せないんです。買った店か、買い替える店に引き取りを頼むのが基本ですよ。
- タンスや布団などの大きな物:市区町村の粗大ごみとして申し込む(申し込み方法と手数料は自治体ごとに違う)
- 家電4品目:販売店に引き取りを頼むか、指定引取場所に自分で持ち込む。持ち込めば収集運搬料金はかからない
- パソコン:製造したメーカーか、パソコン3R推進協会が回収している
- 携帯電話や小型の家電:市区町村の回収ボックスなど、小型家電リサイクルの回収に出す
- 一度に出しきれない量:市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた業者に頼む
家の前を回ってくる「無料回収」の車に、まとめて渡してしまうことです。家庭の廃棄物を回収するには市区町村の許可か委託が必要で、環境省も許可のない回収業者に渡さないよう呼びかけています。
粗大ごみの詳しい出し方は実家じまいのゴミ出し、家電ごとの出し方は実家の家電の処分で紹介しています。
売る物は「捨てる袋」と分けておく
ここが大事なところです。自分で片付けていると、早く減らしたくて、何でも袋に入れたくなりますよね。
でも、親の荷物を片付ける時ほど、捨てる前に売れる物を分けておくと後悔が少なくなります。
- 金・プラチナの指輪やネックレス、片方だけのイヤリング
- 動かない腕時計や、箱に入ったままの時計
- ブランドのバッグや財布
- 着物、帯、和装小物
- 骨董品、掛け軸、箱入りの食器
- 切手シート、古いお札や硬貨
例えばおたからやは、壊れている物や付属品がない物でも査定すると案内しています。量が多くて運べない時は出張査定、まずは様子を見たい時は写真を送るLINE査定と、片付けの進み具合に合わせて選べますよ。
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捨てる前に、実家の品の査定額を確かめる
金・貴金属やアクセサリー、ブランド品、時計、骨董品、古いお金なども、まとめて査定してもらえます。運び出しが大変な時は出張査定、まずは写真で聞きたい時はLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取の対象や条件は品物によって変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。
売れやすい物の見分け方は実家の片付けで売れるもの一覧で紹介しています。
よくある相談:業者に頼まず自分で片付けたい
知恵袋でも、自分で片付けたいという相談や、親が業者を嫌がるという相談がよく見られます。3つ取り上げてお答えします。
費用を抑えたいので、業者に頼まずに全部自分でやりたい
全部を自分でやることもできますが、量が多いと何か月もかかることがあります。
仕分けとごみ出しは自分で、重い物の運び出しだけ業者に、と分けると、費用を抑えながら体の負担も減らせます。費用の考え方は実家の片付け費用の決まり方を参考にしてみてください。
親が「自分でやる」と言って業者を断るけれど、進んでいない
親が業者を断る時は、家の中を他人に見られたくない、大事な物を捨てられたくない、という気持ちがあることが多いです。
無理に業者を呼ぶより、「今日は玄関の靴だけ一緒にやろう」と、親と一緒に小さな範囲から始めてみてください。親がためらう物には手をつけず、親が決めた物だけを出すと信頼が生まれます。
大きな家具や大量の荷物を、一人で運べない
『これくらいなら自分で運べるかも』と思っても、重いタンスや大量の荷物は、一人で運ぼうとしないことが大切です。
粗大ごみを玄関先まで自分で出す決まりの地域なら、家族に手伝いを頼むか、運び出しだけ業者に頼む方法もあります。業者の選び方は実家の片付け業者の頼み方で紹介しています。
よくある質問
実家の片付けを自分でやるコツは何ですか?
大事な物を先に探しておくことと、ごみの収集日に合わせて作業日を決めることです。作業の日にごみを出せると、家の中に袋がたまらず、片付いた実感も持てます。
実家の荷物の処分にお金はかかりますか?
普段のごみは自治体の収集に出せますが、粗大ごみは自治体によって手数料がかかり、家電4品目はリサイクル料金がかかります。売れる物を先に買取に出すと、手元にお金が残ることもあります。
片付けで出てきた書類は、捨ててもいいですか?
通帳や保険、年金、家の権利証、税金の通知などは、相続や手続きで必要になることがあるので捨てずに残しておきましょう。迷う書類は1つの袋にまとめ、家族で中身を確かめてから判断すると安心です。
親が住んでいる家の物を、子どもが勝手に処分してもいいですか?
親の物は親が決めるのが基本です。処分する前に一言確かめて、親が迷う物は無理に手放さないようにしましょう。
まとめ
- 始める前に「どこまでやるか」「ごみの出し先」「売る物の置き場所」を決める
- 道具はごみ袋・段ボール・軍手・スマートフォンなど、実家の物でも代用できる
- 手順は「探す、分ける、出す」の3段階で、作業日はごみの日から逆算する
- 家電4品目やパソコンは粗大ごみと出し方が違う
- 売れそうな物は捨てる袋と分けて、まとめて査定に出す
実家の片付け全体の進め方は実家の片付けのコツ、実家じまいの流れは実家じまいとは?やることの順番・費用・期間で紹介しています。







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