引っ越しで家財を処分する時|親の住み替えで使い分けたい頼み先

引っ越しで家財を処分する時の頼み先の使い分けを紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は、国税庁・法務省・裁判所・国土交通省・環境省・消費者庁・国民生活センターなど公的機関の情報、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。制度や公式情報は記事執筆時点のもので、変わることがあります。

親が小さな住まいや施設に移ることになり、引っ越しの準備を始めたら、持っていけない家財が山ほど出てきた。そんな状況で困っている方も多いはずです。

結論から言うと、引っ越しで家財を処分する時は、運ぶ物は引っ越し業者、出せる物は自治体、残りの大物は許可業者、売れる物は買取と、頼み先を分けると費用も日程も組みやすくなります。

この記事を読むと、引っ越し日から逆算した段取りと、頼み先の使い分け方が分かります。

実家を片付ける人

母が施設に入ることになって、引っ越しは来月です。持っていけるのは少しだけで、残りの家財をどうすればいいのか。

案内役

まずは引っ越しの日から逆算して、いつまでに何を決めるかを並べましょう。持っていく物を先に決めると、処分する物が自然に見えてきますよ。

目次

引っ越しの家財処分は、頼み先を組み合わせる

『引っ越し業者に全部まとめて頼めばいいのでは?』と思いますよね。

まとめて頼めると楽ですが、引っ越し業者が家財の処分や買取をどこまで扱うかは、業者ごとに違います。頼み先ごとの得意なことを知っておくと、組み合わせ方が見えてきます。

先に結論

引っ越し業者は「運ぶ」、自治体は「出せる物を安く出す」、許可業者は「大物や大量の物の回収」、買取店は「売れる物をお金に替える」。この役割で分けて考えると、引っ越しの家財処分で迷いにくくなります。

頼み先任せられること確かめておきたいこと
引っ越し業者新しい住まいへ運ぶ。業者によっては不用品の引き取りや買取も処分を扱うか、扱うならどこの許可業者が担当するか
自治体の収集・持ち込み粗大ごみ、燃やすごみ、資源ごみ申し込みから収集までの日数と、出せる量
許可業者・片付け業者大物や大量の家財の回収、運び出し市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可
買取店金、ブランド品、時計、着物などの買取査定の受け方と、売るかどうかを決める人
引っ越しで家財を処分する時の頼み先4つの役割を示した図解

家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫と冷凍庫、洗濯機と衣類乾燥機)は、家電リサイクル法のルールで出します。買い替える店に引き取ってもらうか、指定引取場所へ自分で運べば、収集運搬料金はかかりません。

引っ越しの日から逆算する段取り

引っ越しの家財処分で一番困るのは、時間が足りなくなることです。自治体の粗大ごみは、申し込みから収集まで日にちがかかることもあります。

だからこそ、引っ越しの日を起点に、後ろから予定を組んでいきましょう。

引っ越し日から逆算した段取り
  1. 新しい住まいの広さを確かめ、持っていく家具と荷物を決める
  2. 売れそうな物を集めて、査定を申し込む
  3. 譲る物は、もらい手に写真を送って受け渡しの日を決める
  4. 自治体の粗大ごみを申し込み、収集日をおさえる
  5. 引っ越し業者と許可業者の見積もりを取り、日程を決める
  6. 郵便の転居届を出しておく
  7. 引っ越しの日に搬出し、残った物の回収に立ち会う

郵便は、転居届を出すと届出日から1年間、旧住所あての郵便物を新しい住所に無料で転送してもらえます。登録まで3〜7営業日かかるので、早めに出しておくと安心です。

実家を片付ける人

引っ越しの日に、処分する物の回収も一緒にやってもらえますか?

案内役

業者によっては、同じ日にできることもあります。ただ、運ぶ物と処分する物が混ざらないよう、部屋を分けておくのが大事です。

新しい住まいに持っていく物の決め方

施設や小さな住まいに移る時は、置ける量が今の家よりずっと少なくなります。

『あれもこれも持っていきたい』という親の気持ちも分かりますよね。だからこそ、置ける量を先に見える形にしてから選ぶと、話がまとまりやすいんです。

持っていく物を決める時のポイント
  • 新しい部屋の広さと、備え付けの家具を確かめた
  • 施設の場合、持ち込める物の決まりを確かめた
  • 毎日使う物と、親が大事にしている物を先に選んだ
  • 写真やアルバムは、残す分を親と一緒に選んだ
  • 持っていかない物を「売る」「譲る」「出す」に分けた

例えば「新しい部屋には、このタンス1つと小さなテレビ台が置けるよ」と、具体的に伝えてみてください。選ぶ基準がはっきりすると、親も決めやすくなります。

引っ越し業者に家財処分も頼む時に確かめること

引っ越し業者に家財道具の処分も頼む場合は、見積もりの時に次のことを確かめておきましょう。

家庭から出る家財ごみを処分として回収するには、市区町村の一般廃棄物収集運搬業の許可か、市区町村の委託が必要です。引っ越し業者が処分を扱う場合も、その部分をどこが担当するのかを聞いておくと安心です。

よくある行き違い

引っ越しの見積もりに処分の費用がまとめて書かれていて、何にいくらかかるのか分からない。運ぶ費用と処分の費用、買取の金額は、別々の行で書いてもらいましょう。

引っ越しの家財処分の費用は、処分する物の量と種類、運び出しの手間で変わります。何社かに見積もりを頼み、中身をそろえて比べてみてください。費用の決まり方は家財処分の費用の決まり方で詳しく紹介しています。

住み替えの引っ越しで、よく聞かれる3つの悩み

引っ越しの準備と家財の処分が重なると、Yahoo!知恵袋にも切実な相談が並びます。その中から3つにお答えします。

一人暮らしの親族が施設に入る。家財処分と引っ越しをどう進める?

一人で暮らしていた親族がグループホームに入るので、家財を全部処分し、必要な物だけ運びたい、という相談です。

まずは施設に持ち込める物を確かめ、運ぶ物を決めます。残りは、売れる物、自治体に出す物、業者に回収してもらう物に分けましょう。

賃貸の住まいなら、退去の日が期限になります。退去の日から逆算して、粗大ごみの申し込みと業者の見積もりを早めに進めてください。

実家に戻るので食器棚を処分したい。引っ越し業者は引き取ってくれる?

実家に帰る引っ越しで食器棚を手放したいが、引っ越し業者は買い取りや廃棄をしてくれるのか、という相談です。

扱いは引っ越し業者によって違うので、見積もりの時に聞いてみるのが確実です。廃棄として引き取る場合は、処分をどこが担当するかも確かめましょう。

まだきれいな食器棚なら、リユースショップの買取や、知人に譲る方法もあります。

引っ越しと家財処分をまとめて頼んだら、処分の費用が高く感じた

引っ越しと家財の処分を一つの業者にまとめて頼んだところ、処分の費用が思ったより高かった、という相談です。

まとめて頼むと手間は減りますが、処分する量が多いと、その分が費用に乗ってきます。

売れる物や自治体に出せる物を先に減らし、処分の部分だけ別の許可業者にも見積もってもらうと、比べる材料ができますよ。

売れる物は、引っ越しの前に査定で確かめる

引っ越しの準備をしていると、押し入れやタンスの奥から、指輪や腕時計、着物、記念硬貨などが出てくることがあります。

『とりあえず全部処分で』と決めてしまう前に、一度値段を確かめてみてください。

実家を片付ける人

引っ越しの準備で手いっぱいで、売る時間まで取れそうにありません。

案内役

それなら、家に来てもらう出張買取が便利です。売れそうな物を一か所に集めておけば、まとめて見てもらえますよ。

出張買取は、特定商取引法の「訪問購入」のルールの対象です。契約の書面を受け取った日から8日以内なら、クーリング・オフができます。

親の物を売る時は、親本人の了解を得てから進めましょう。売れた分だけ処分する量が減り、引っ越しの荷物も軽くなります。

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捨てる前に、実家の品の査定額を確かめる

金・貴金属やアクセサリー、ブランド品、時計、骨董品、古いお金なども、まとめて査定してもらえます。運び出しが大変な時は出張査定、まずは写真で聞きたい時はLINE査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取の対象や条件は品物によって変わります。最新の条件は公式サイトで確認してください。

売れる物の見分け方は実家の片付けで売れるもの一覧、処分方法の全体像は家財の処分方法で紹介しています。

引っ越しの日から逆算して家財を処分する段取りをまとめた図解

実家じまい全体の流れは実家じまいとは?やることの順番・費用・期間にまとめています。

よくある質問

引っ越しの家財処分は、いつから始めればいいですか?

引っ越しの日が決まったら、すぐに始めるのがおすすめです。自治体の粗大ごみは申し込みから収集まで日にちがかかることがあり、査定や見積もりにも時間がかかります。

引っ越し業者に家財の処分を頼むと、費用は高くなりますか?

業者や処分する量によって違います。運ぶ費用と処分の費用を分けて書いてもらい、処分の部分は許可業者の見積もりとも比べてみてください。

エアコンを引っ越し先に持っていかない時は、どうすればいいですか?

エアコンは家電リサイクル法の対象なので、粗大ごみには出せません。買い替える店や、取り外しを頼む業者に引き取りを相談するか、指定引取場所に運びます。

施設に入る親の家財は、全部処分しないといけませんか?

家をすぐに売る予定がなければ、全部を急いで処分しなくてもかまいません。持っていく物と売れる物を先に分け、残りは家の今後を家族で決めてから片付けましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 引っ越しの家財処分は、引っ越し業者・自治体・許可業者・買取の役割で分ける
  • 引っ越しの日から逆算して、粗大ごみの申し込みと見積もりを早めに進める
  • 新しい住まいに置ける量を先に確かめ、持っていく物を親と一緒に選ぶ
  • 引っ越し業者に処分も頼む時は、費用を別の行で書いてもらい、許可も確かめる
  • 売れる物は、引っ越しの前に査定で確かめる
実家じまい.jp

実家じまい.jp 編集部

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